過去に書いた作品をいくつか掲載しています。
彼女は十二月で仕事を辞めた まったく違うお酒の席で そんな話を聞いた
「○○さんと話していると、 何だか涙が出てくるんです」 僕にはその印象しか残っていない
帰りの電車でメールを送ってみた よく頑張ったね、それくらいの 返信を期待しないもの
次の週、彼女の会社から かわりの営業さんが来た 知ってると言うと、逆に驚かれた
彼女は2回、僕の前で泣いた 何でもないくだらない話の中で 僕にはその印象しか残っていない